お知らせ
2019.06.01 (Sat) 22:21
腎臓の働き

腎臓は腰の上(肩甲骨の下)の位置にあります。
左右にあり、握りこぶし大のそら豆の形をしています。
その主な働きは、血液中の老廃物をろ過し尿として排泄し、必要なものは再吸収します。
その他にも
①血圧を調整する➖塩分と水分の排泄量をコントロールして血圧を調整しています。また、血圧を調整するホルモンを分泌しています。
血圧と腎臓の関係は密接で、腎臓の働きの低下が高血圧の原因になる事もあり、高血圧症は腎臓の働きの負担になります。
②造血ホルモンの分泌➖腎臓はエリスロポエチンという造血ホルモンを分泌し、そのホルモンの刺激で骨髄のなかにある細胞が血液を造ります。
腎臓の働きの低下により貧血になる事があります。
③体液量やイオンバランスの調整➖
腎臓の働きの低下により体液量の調整やイオンバランスが崩れ、浮腫み・疲れが取れない・めまいなどの不調が現れる事があります。
他にも腎臓の働きはありますが、様々な不調の自覚が現れた時には臓器の働きは低下している状態だとも言われています。
不調を見過ごさず、生活習慣の改善や健康管理に心掛けていきたいと思います。